ひこばえです
最近家族と釣りに行って来ました
仕掛けはサビキで、サバかアジ狙いだったのですが狙った魚は全く釣れず、スズメダイがたくさん釣れました
スズメダイは釣りの世界ではいわゆる外道と言われる魚です
ひこばえもスズメダイのことは名前は知っていたのですが、食べられる魚だとは思っていませんでした
それで、持ち帰らずにリリースしようと思ったのですが、おじさんが声をかけてくれてスズメダイは美味しい魚だと教えてくれました
しかも、レシピの紙までくれたのです
対応が神ですね
スズメダイのことをもっと知りたくなったのでいろいろ調べてみました
スズメダイとはどんなサカナ?
![](https://hikobaeblog.com/wp-content/uploads/2021/10/35968A14-5E3D-42E4-AD1D-0FEF67CE4A3B.jpeg)
スズメダイはこんな魚です
名前からすると熱帯魚みたいなカラフルな魚を想像される方が多いようですが、意外に黒々したお姿です
場所によっては茶色がかった色をした個体もいるようですが、ひこばえ家族が釣り上げたスズメダイはまさしくこのお姿でした
大きさは、大きい個体でも20センチいかない程度の小ぶりな魚です
このスズメダイ、別名が地方によっていろいろあるようですが、関西、特に和歌山で呼ばれている別名がすごいんです
なんと、「オセンゴロシ」
殺しとは物騒な名前です
いろんな由来があるようですが共通するのは、おセンさんという女性がこのスズメダイを食べて骨を喉に詰まらせて亡くなってしまったという話
このお話のとおり、ススメダイは骨が多く硬いのです
スズメダイのさばき方
魚は食べ方によっていろんなさばき方はいろいろありますが、ここではこのおセンさんが喉に詰まらせてしまったであろう骨の部分の取り除き方を紹介します
スズメダイは写真のとおり、ヒレが立派です
特に背鰭(セビレ)と腹鰭(ハラビレ)が大きく、その付け根の骨、担鰭骨(タンキコツ)が硬くて鋭いのでカラカラの唐揚げにしても硬いままの場合が多いです
普通は表にでているヒレのみを切り取るだけですが、ここでひと手間かけると唐揚げにするときに丸ごと食べられ、それでいて喉に骨がつまる心配も低くなります
それは、ヒレの付け根を1センチ程度両方に切り込みを入れて、背ビレに包丁の刃を引っ掛けるようにして引っ張る
ヒレを骨ごと引っこ抜くイメージで!
すると、ヒレにくっついて担鰭骨(タンキコツ)も抜けます
すこし、身は崩れてしまう場合がありますが、これをするだけで食べる時に骨が邪魔にならず、唐揚げにすると丸ごと食べられますよ
おじさんからもらったレシピ
![](https://hikobaeblog.com/wp-content/uploads/2021/10/58AEC857-6C5D-4913-A2D3-4FD4E2650D34-1024x964.jpeg)
写真が神おじさんからもらったレシピです
ひこばえ家では唐揚げにしました
![](https://hikobaeblog.com/wp-content/uploads/2021/11/4FF9EE3E-A23C-4F0F-B3E8-40958F479698-1024x768.jpeg)
さばき方に書いたヒレのさばき方で担鰭骨(タンキコツ)もなくなり丸ごと食べられて美味しいですよ
おすすめです
以上、おわりん
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