ひこばえです
現在、台風16号が日本にせまってきていますね
どうやら日本には上陸はしないようですが、進路近くのかたは十分にそなえをするなど気をつけてください
さて、台風関連のニュースを見ると
「現在、台風16号の中心気圧は935hPaと非常に強い強さとなっており・・・」
と中心気圧は○○○hPaと伝えてくれますが、その台風の中心(いわゆる台風の目)の気圧ってどう測っているかご存知ですか?
![](https://hikobaeblog.com/wp-content/uploads/2021/09/WM_ChartA_20210928-210000-1024x768.jpg)
わたしはまったく知りませんでした
気になったのでいろいろと調べてみました
この記事をみると、台風の中心気圧をどうやって測っているのかがわかります
どうやって測っているのか?
わたしの予想は各国が協力して、危険を顧みずに飛行機で測っていると思っていました
違うんです!
正確には、1987年8月まではグアム島の米軍による飛行機観測で直接測定していました
しかしながら、やはり危険が伴うようで現在では飛行機測定は廃止されています
現在では、気象衛星から送られた画像を用いた「ドボラック法」という間接的な方法を基本に測定しているそうです
ドボラック法ってなに?
「ドボラック法」とは、アメリカの気象学者ドボラックによって開発された方法です
ドボラックは衛生画像から得られる雲のパターンと台風の勢力に一定の関係があることに目をつけて、衛生画像から台風の勢力を推定解析するマニュアルを作成したそうです
当初は画像のサンプルが少なく、解析の客観性が乏しいなどからあまり正確ではなかったようですが、改良されてきたようです
現在では、気象衛星の画像と赤外線画像もあわせて、台風の目の周囲の雲の密度を測定したりほかにもいろんな統計学的手法で、気圧を間接的に計算で求めているようです
正確なの?
データの集積が進みかなりの正確性はあるそうですが、台風の目が崩れたり、気象衛星の画像が真上からうまく撮れていなかったりすると誤差が生じるようです
まとめ
過去は、直接飛行機で測定していた
現在は、アメリカの気象学者ドボラックが開発した、「ドボラック法」で間接的に測定をしている
台風の目が崩れたり、気象衛星の画像が真上から撮れていなかったりすると誤差が生じる
調べていくと、飛行機測定も復活させようという動きもあるようです
以上、おわりん
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